ボディファシブログ

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ぎっくり腰について

今年は桜もちょっとゆっくりな開花でしたが皆さん花見は出来たでしょうか?
 
花見の季節は意外と寒い日も多いですよね。
 
今回はこの寒暖差で意外と多くなるぎっくり腰に焦点を当てて見たいと思います。
 
今までたくさんのぎっくり腰の患者さんをケアさせてもらい、様々な症例を目にしてきましたが、実は私も20代の頃は10代の頃に頑張ったスポーツの後遺症でしょっちゅうぎっくり腰をしていました。
 
ので自分のぎっくり体験も含めて、ぎっくりケア歴は結構自信ありますよ〜。
 
 
①ぎっくり腰とは?
 
②ぎっくり腰の原因
 
③対処法
 
④予防法
 
 
①ぎっくり腰とは?
 
なったことがある人ならお分かりだと思いますが、多くは突然腰に激痛が走り、中腰や立ったり座ったりができなくなるこのぎっくり腰、正式名称は急性腰痛症と言います。
 
腰椎ヘルニアや腰部椎間板症、腰椎の圧迫骨折などの骨や関節由来のものと、腰回りの筋肉や筋膜の炎症などからくるものが多いと言われています。
 
病名や解剖学名は難しいですが、要するに腰回りの関節や筋肉が負担に耐えきれなくなり傷んでしまうと考えて良さそうです。
 
ではなぜ腰に負担がかかってしまうのでしょう?
 
②ぎっくり腰の原因
 
本当にたくさんのぎっくり腰の患者さんを見てきましたが、腰自体の問題だけでなく多くは下半身や上半身の背中の動きが悪くなっている方が多いです。
 
体というのは一つの動作をする際に非常に多くの関節や筋肉が助け合ってその動作を完成させます。
 
人間の体の動きはすごく絶妙に全体でバランスをとりながらいろんな動きをしているんですね。
 
例えば、肩の可動域を改善させるために運動療法をしている際、肩の可動域に合わせて、肘や手首も微妙に位置や可動域を変えて対応しています。
 
これは普通は意識することは難しいと思います。
 
それぐらい無意識に関係する筋肉や関節を絶妙に対応させながら一つの動作をするわけです。
 
これってすごいですよね!
 
普段何気なく行っている動作が、どれほどたくさんの筋肉と関節を位置、スピード、角度、筋力、あらゆる要素を無意識に調整して動いていることか。
 
逆にいうと、1箇所、可動域や筋力が落ちているだけでどれだけ他の部位がかばってその動作をしているかということですよね。
 
ということで、本来背中や下半身が請け負う仕事を腰が代償してし続けることでぎっくり腰は起こるのです。
 
要は蓄積した疲労に腰が耐えられなくなって起こっているのですが、背中や下半身などに硬さなどの問題を抱えている方は、余計に腰に負担がたまりやすいということなんですね。
 
疲労が蓄積してしまう要因は様々ありますが、一番の要因は同じ姿勢や同じ動作を繰り返すことですね。
 
あとは睡眠不足や食生活の乱れも疲労蓄積には一役買います。
 
③対処法
 
ということで、普段私たちがぎっくり腰の患者さんをケアさせてもらうときは、体全体をチェックして、腰に負担をかけている部位を特定してその負担となっている部位に対して施術していきます。
 
腰が痛いからといって腰から施術していくと、もしかすると腰部で炎症が起きている可能性もありますから余計に痛みをひどくさせてしまう可能性もあるんです。
 
ですので原因となっている部位を特定してそこにアプローチをすることは治りを早めるだけでなく、リスクも減らせるという利点もあるわけです
 
じゃあ自分ではどうするのってことですが、ぎっくりになってしまったら患部は冷やして安静が一番と昔から言われてきましたが、プラスして背中や足はあっためて安静にしていたほうが治りは早いと思います。
 
基本的にぎっくり腰の場合は炎症が起きている可能性があるので冷やすことが前提なのですが、人によって、状態によっては冷やすことで痛みが強くなるケースもあるのでそういう場合は冷やさないほうが良いかと思います。
 
安静にする期間はケースによっても違いますが、だいたい2〜3日で痛みが引き始めると思います。
 
痛みが1週間を過ぎても引かない場合は整形外科を受診したり、経験豊富な整体にかかってみると良いと思います。
 
整形では画像診断で骨の状態がチェックできるでしょうし、しっかりとした経験を持った整体では身体の歪みを改善することで回復をはやめてくれることでしょう。
 
手前味噌ではありますが、ボディファシリテイトでは大船戸塚で20万を越す臨床実績を誇っておりまして、経験はバッチリです。
 
ボディファシリテイトに来られる場合は、一人で来院できる状態でしたら痛めた直後でも構いません。
 
もしお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お電話ください。
 
④予防法
 
結局のところ、同じ動作や同じ姿勢、歪みからくる偏りや、筋肉や関節の柔軟性の欠如から腰に負担がたまりぎっくりは起こります。
 
ということは腰にかかる負担を軽減するために、柔軟性を高め身体の偏りを正してあげる必要があるということですね。
 
それにはやはりストレッチや体操などの軽い運動が予防効果がかなり高いと言えるでしょう。
 
特に太ももの裏側のハムストリングスという筋肉は固まると腰痛の原因となるので普段からよく伸ばしておくと良いと思います。
 
あとは当たり前のことですがしっかりとした食事と睡眠も疲労回復には欠かせません。
 
自分のどこが歪んでいたり固まっているかを知っておくことも予防するためには必要なことなので、今回はやたらと宣伝が多いですが、整体で自分の歪みを教えてもらうのも良いと思いますよ。
 
ぎっくり腰は一度なってしまうと何度も繰り返すと言われています。
 
そうならないように、自分の身体の状態を知ってぎっくり知らずの生活を送りましょう!!
 
こちらのコースがおススメです 姿勢骨盤メンテナンス
 

筋トレの健康効果

こんにちは〜!
 
まだまだ肌寒い日もありますが、日差しはだいぶ春らしくなってきましたね!
 
日本では3月4月は卒入学時期で出会いと別れ、仕事的にも年度の切り替わり時期に当たり、新たなスタートの時期でもありますね。
 
そんな新たなスタートの時期にこんな目標を決意も新たに持っている人も多いはずです。
 
「今年こそは運動しよう!!」
 
そんなみなさんの背中を押すためにも、今回は運動に焦点を当てた内容にしたいと思います。
 
ボディファシの大船本店では、最近筋トレが流行っているようで皆でトレーニングや栄養に関してマニアックな会話が毎日飛び交っています。
 
そこで、今回は本店で流行っている「筋トレ」の健康効果について書いていきたいと思います。
 
1、姿勢がきれいになる
2、痩せやすい
3、若さを維持しやすい
4、歩行や運動能力の維持
5、認知機能への効果
6、痛みの軽減
 
1、姿勢がきれいになる
 
僕たちも普段、みなさんの身体と向き合う中で多くの不調が姿勢不良から来ていることが多いです。
 
以前に姿勢について書いたこともありますが、肩や頭の位置が前にずれたり、骨盤の位置のズレから立ち姿勢や座り姿勢が大きくずれて、身体の様々な場所に負担がかかって症状を産み出していることが多くあります。
 
内臓や神経、ホルモン系にも負担がかかってしまうのです。
 
身体には姿勢を維持するための筋肉が沢山ありますが、それらを効果的に鍛えることで良い姿勢も維持しやすくなってきます。
 
一番簡単な筋トレはスクワットですね。
 
下半身から、お尻や、腹筋、背筋など手軽にバランス良く姿勢維持筋を鍛えることができます。
 
姿勢をきれいに保つことで健康を保ちましょう!
 
筋トレは姿勢維持に役立ちます。
 
2、痩せやすい
 
筋トレはダイエットにも役立ちますよ〜!
 
一般的には有酸素運動のほうが知られていると思いますが、実は筋トレのダイエット効果も無視することはできません!
 
大枠では2つ理由があります。
 
1つは基礎代謝のアップ。
 
これは有名かもしれませんね。
 
基礎代謝とは、何もせずにじっとしていても生命活動を維持するために使われるエネルギーをさします。
 
この基礎代謝の3割を筋肉が体温を作り出すなどの活動によって占めているそうです。
 
ということは、筋トレで筋肉の量が増えることで日々のエネルギーの消費量が増えるわけです。
 
食事から摂取した糖質などのエネルギー源は、使われないものは脂肪として身体に蓄えられます。
 
普段から筋トレを習慣化して脂肪の蓄積を予防してく行きましょう!
 
もう一つ、筋トレは基礎代謝以外にも身体に溜まった脂肪を使ってくれる効果があるんです。
 
それは、筋肉痛と関係があります。
 
筋トレをすると筋肉痛が起こりますよね。
 
この筋肉痛、筋肉を限界まで使うことで筋組織が傷ついて起こります。
 
この筋肉についた小さな傷を治すために体が炎症反応を起こします。
 
その炎症反応によってつくられた物質の刺激によって痛みが引き起こされると言われていて、その痛みが筋肉痛なわけです。
 
この筋肉の修復作業を促進するために、身体は成長ホルモンを分泌して身体を再生させていきます。
 
実はこの成長ホルモンによる体組織の修復に脂肪がエネルギー源として使われるんです!
 
もっとわかりやすく言うと、筋トレで筋肉痛になると、それが治る過程で脂肪もエネルギーとして使われるわけですね。
 
3、若さを維持する
 
今日本はスーパー高齢化社会と言われています。
 
寿命が伸びるのは良いことですが、健康で長生きでなければ人生を謳歌はできませんよね。
 
いつまでも元気で若々しく自分の人生を歩みたいものですが、ここでまた筋トレが役立ちます。
 
先ほど成長ホルモンについて少し説明しましたが、この成長ホルモン、筋肉だけに作用しているわけではないんです。
 
肌や髪の毛、骨の成長にも関わってきます。
 
ということは、筋トレで成長ホルモンの分泌を促していると、肌や髪の毛は若々しく、骨密度も保ちやすいわけですね。
 
さらに筋肉量を増やし維持していると良いことがあるんです。
 
それは、身体は常に現在の状態をモニタリングしています。
 
脳は筋肉の量が減ると、成長を止め加齢が始まったと判断して成長ホルモンの分泌を減らしていくそうです。
 
筋肉量を維持していると脳はまだ身体は成長状態にあると判断して成長ホルモンを分泌してくれるわけですね。
 
特に下半身の筋肉量が成長ホルモンの分泌には影響が大きいようです。
 
4、歩行や運動能力の維持
 
若さを維持すると繋がる内容になりますが、いつまでも若々しく自分の足で歩いたり、運動を楽しんでいくためにも筋肉量の維持は欠かせません。
 
特に、40歳を過ぎると筋肉量は年間1%ずつ減っていくと言われているそうです。
 
70代にもなると筋肉量は20代の半分になるとも言われています。
 
ぜひ筋トレで筋肉量の減少に待ったをかけましょう!
 
5、認知機能への効果
 
筋トレには認知症予防の効果があると言われています。
 
すでに筋トレを軽度の認知症の治療に取り入れているクリニックがあるそうです。
 
筋トレをすることで、脳内の海馬という領域が増えたという事例もあるそうです。
 
海馬とは、記憶の一時預かりをしてくれている脳の領域になります。
 
海馬の働きと認知症は深い関係があるとも言われていますので、海馬が増えたら頭も良くなりますかね〜(笑)
 
筋肉の働きは脳が神経を使って支配コントロールしています。
 
筋肉量が増えるということはそれだけ支配コントロールしている脳も今までよりも多くの情報処理を求められますよね。
 
おそらくそこから脳の働きが刺激されて認知機能が高まるものと思われます。
 
筋肉量を増やし維持することこそ、これからの高齢化社会を楽しく生き延びるキーポイントかもしれません。
 
6、痛みの軽減
 
私たち整体師は普段から沢山の患者さんの痛みと向き合っています。
 
この痛み、実は非常に複雑で判断するのが時に厄介です。
 
なぜかというと、体内で起こる炎症反応からくるものと、脳の痛みを感じる部位の過剰反応や精神的なものなど様々な要因が複雑に絡み合っているからなんです。
 
でもご安心を。
 
筋トレをすると炎症も治まりやすく、また脳機能の向上も見込め、また精神的なトラブルにも大きく貢献してくれます。
 
筋トレで体を修復しようという炎症反応が起きるのはすでに書きましたが、この回復のプロセス、筋肉痛だけでなく他の部位の炎症反応にも効果があると思いませんか?
 
すでに出てきた成長ホルモンを取っても、全身の組織に作用するので筋トレをすると痛みの原因となる炎症反応を抑制することができそうですよね。
 
また筋トレはセロトニンなどの脳内の精神安定物質の分泌を促すと言われています。
 
セロトニンとは、脳内の神経伝達物質の一つです。
 
主な働きとしては、感情の働きが暴走するのを防いでくれるので精神の安定に欠かせない物質のようです。
 
実はこのセロトニン、痛みの抑制にも働きがあることが最近わかってきたようです。
 
筋トレをするだけでセロトニンが分泌され、脳機能や精神的な問題からくる痛みが軽減するなら楽なもんですね。
 
どうでしょう?
 
ちょっと筋トレしたくなりましたか?
 
ただ、筋トレと言うと凄くハードなものを想像しがちでハードル高く感じますよね。
 
どれ位の量や頻度でトレーニングをして良いかもわからないかもしれませんね。
 
最近の研究ではそこまでハードなものでなくても十分に健康効果があるということがわかって来ているようです。
 
普段運動習慣が無い方だと、エレベーターを使わずに階段を使うや、一駅前で降りてその分歩くぐらいでも十分に筋肉量は増えるようですよ。
 
先ずは日常生活でなるべく体を動かすこと。
 
そしてある程度体力がついたら、スクワットなどの簡単に出来るトレーニングを少しずつ始めるのはどうでしょう?
 
運動を続ける一番のコツは、少し物足りないくらいで終わると続けやすいようですよ。
 
皆さんの健康が、筋トレでより良いものになっていくと良いですね。
 
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